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先日、料理をしている時、この味の素をサッサと振りながらふと思った。


そう言えば、もう数十年前の話になるだろうか、、、、。


「味の素」と言えば、もうどこの家庭でも常備品としてキッチンにはあるはずである。
この「味の素」が発売された時には、それはそれは、恐ろしいほどの勢いで売れたと言う。
しかし、一度常備品になってしまうと、新規としての売り上げが滞ってしまう。
無くなったら買い換える、と言う程度になる。


味の素の販売会議でこの売り上げ増の事が議題になった。
”キャンペーンを打って販促を掛けよう”とか、”新しい高級材料で新商品を”との意見が出たと言う。
そりゃそうだ、、、、我々にとっても頭の痛い永遠のテーマである。





すると、ある営業マンがこう言った。
「どこの家庭でも味の素を掛ける回数は、2~3回です。これを4~5回に・・・・と言うのはきっと無理な話でしょう。」
「掛ける回数が変らないのなら、この穴の大きさを1,2倍にしたらどうでしょうか? 単純な話ですが、2割の売り上げ増になりませんか・・・。」と・・・。



そして、この営業マンの案が採用され、本当に味の素の売り上げが2割増になったと言う。
この営業マン、後の社長だそうな。


今、黄色い帽子をかぶり、ランドセルを背負って通学している小学生児達の中にも、あと20年程経ち、”あ~~~・・・そうか!そんな事が商売になるんだ!”
と思わせるような、2世3世ではない大実業家が存在している。


口惜しい事に、我々凡人はそれに気が付かない。。




やはり、人は、「何を言ったか」、、、では無く、「何をしたか」が評価の対象で良いと思う。
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味の素
私の記憶では、穴を大きくしたのではなく、取り出すスプーンを大きくしたというものでした。たしか、昔は小さなブリキの缶に入っている味の素を、耳かきのようなスプーンで取り出していたように思います。現在のように、ガラスの容器で出口が穴になったのは、もっと後のような気がしますが、本当のところ私も解りません。まあ、伝説というのは、こんなものでしょうか。

ところで、この味の素をニューギニアの原住民に味わわせたところ、『人肉の味がする』と言ったそうです。美味いものばかり食べている人間の肉は、さぞかし美味いだろうとは想像にかたくありません。かといって、食べてみたいとは思いませんが。ちなみに、その原住民は、こうも言ったそうです。『白人の肉はタバコ臭くて美味くない』

ということは、愛煙家のチョコボの肉は不味い、というわけですかな。でも、美食家でメタボであるチョコボの肉は、しっかり脂肪が霜降りになっているので、少々のタバコ臭さを我慢すれば、なかなかの食材になりそうだけど(笑)。
ひげ爺 2010/07/16(Fri)06:15:20 EDIT
Re:味の素
ひげ爺さま


ブリキ缶の味の素・・・。
井戸水をポンプで汲み上げ、生活用水として使用していた頃の香りが・・・。
(笑)

チョコボの肉は、程々の霜降りではなく、ラードがしっかり付いた肉、、、
で美味くないと思います。愛煙家で肉がヤニ臭いし・・・。


愛肉家の皆さん!
食べるなら、3等級のチョコボ肉ではなく、A5等級のひげ爺の肉にしましょう!・・・・。
2010/07/19 06:04
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