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昨日の「ちょっといい話」で、童話「カチカチ山」の話が取り上げられていた。
子供の頃に読み聞きした覚えがあるのだが、話の内容はすっかり忘れていた。
改めて読んでみた。
何の事はない・・・。。
お婆さんを殺してしまったイタズラ狸を、その老夫婦と仲の良かったウサギが懲らしめ、最後には溺死させてしまう。と言う童話だった。。
(ほとんど覚えていなかった・・。。)
悪い事をすると天罰が当る。と言う戒めの話なのだろうが、、、
では、狸を三度も騙し、最後に嘘を付いて海に誘い出し、殺してしまうウサギに罪はないのか・・・。
と言う嫌な思いだけが残った。
結局テレビでは、小学校でこの話のウサギを裁判にかけて罪の深さを論ずると言う話だった。
本物の裁判官を招き行なわれた討論会で、裁判官が下した判決は「懲役5年」。
それに対し、小学生達が下した判決は、「懲役9年」と言う重いものだった。
そう言えば、太宰治の御伽草子で「カトカチ山」と言うのがあった。
美少女に惚れた中年男が、その少女に何度も裏切られ騙され、最後に湖に沈められ死んで行く。。
それでも中年男は、その少女の愛を信じて微笑みながら最後を迎える。
と言うような話だったのだが、そのウサギが少女であり、狸が中年男だったのか・・・。。
太宰が残した言葉にこんなのがあった。
「騙される事より、騙す事の辛さ・・・・。。なんせ、地獄に落ちるのだからね。。」
騙す事の辛さ・・・・。。
お願いです神様・・・・。
チョコボを地獄へ落とさないで下さい!!
か・・・。。
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COMMENT
Re:え~(°□°;)
あゆみ様
そのままの原話だと残酷すぎると言う事で、今の童話はソフトにしてあるそうです。
本来、ウサギが狸を殺した。と言う話より、そのいたずら狸がお婆さんを殺していまい、お婆さんに化けて、帰って来たお爺さんに「たぬき汁だよ」と言って「婆さん汁」を飲ませた。ところから始まります。。
お婆さんを殺して「汁」にして飲ませたり、何度も嵌めて最後は溺死させる、、、なんて話、、、、文科省が許す訳がありませんよね・・・。。
そのままの原話だと残酷すぎると言う事で、今の童話はソフトにしてあるそうです。
本来、ウサギが狸を殺した。と言う話より、そのいたずら狸がお婆さんを殺していまい、お婆さんに化けて、帰って来たお爺さんに「たぬき汁だよ」と言って「婆さん汁」を飲ませた。ところから始まります。。
お婆さんを殺して「汁」にして飲ませたり、何度も嵌めて最後は溺死させる、、、なんて話、、、、文科省が許す訳がありませんよね・・・。。
Re:死なない
シゲオ様
童話に「死」はタブーなんですね・・・。
「子どもの教育上・・・・」と言う決まり文句があって、新しいストーリーが出来たのでしょうね。
そのままの原話で育った我々世代は、「だから悪い奴等ばかりだろう・・・。」となるのでしょうか。。
童話に「死」はタブーなんですね・・・。
「子どもの教育上・・・・」と言う決まり文句があって、新しいストーリーが出来たのでしょうね。
そのままの原話で育った我々世代は、「だから悪い奴等ばかりだろう・・・。」となるのでしょうか。。