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お局のコレクション、アンティークの型押し機。
どこかの骨董市で見つけたのだろう。
こんな小物さえ、色々な思い出が詰まっているから不思議・・・。
先日見つけた「ちょっといい話」
カーチャンは42の時俺を産んだ。
保育園に入園した頃には四捨五入すれば50。。
「誰のおばーちゃん?」なんて声も聞こえた。
俺の5歳の誕生日にカーチャンが好きな物を作ってくれると言った。
「何が食べたい?何でもカーチャン作ってあげるよ」と・・。
俺は即座に いつか友達の家でご馳走になったオムライスをリクエストした。
しかし齢のせいか洋食にとんと疎かったカーチャンが苦戦の末作ったものは、どう見ても「オムライス」ではなく「ケチャップご飯の卵焼き乗せ」で ・・・
俺はつい言ってしまった、「こんなのオムライスじゃぁない!」って・・。
しまった、と思っても後の祭りだった 。
俺は即座に いつか友達の家でご馳走になったオムライスをリクエストした。
しかし齢のせいか洋食にとんと疎かったカーチャンが苦戦の末作ったものは、どう見ても「オムライス」ではなく「ケチャップご飯の卵焼き乗せ」で ・・・
俺はつい言ってしまった、「こんなのオムライスじゃぁない!」って・・。
しまった、と思っても後の祭りだった 。
「ゴメンね、、カーチャン料理下手で・・・。」と、カーチャンはすまなそうにぽつりと言った。
そして我が家では暗黙のうちに「オムライス」は禁句となり、大学四年の夏、カーチャンが急逝する日までオムライスが食卓に上ることはなかった。
就職して実家を離れて数年経つ。
時々戯れに、カーチャンを思い出してあの時の「オムライス」を作ってみる。
時々戯れに、カーチャンを思い出してあの時の「オムライス」を作ってみる。
けれど一度きりしか食べられなかったあの「オムライス」の味は何度試しても再現出来ない。
カーチャン、あの時はごめん。見た目は確かにアレだったけど、本当はすごくうまかったんだ。
あの時「おいしいよ」ってちゃんと言えてたら、何度でも作ってくれたろうにな。
カーチャン、本当は、とっても美味くって、カーチャンの愛情が一杯詰まった「オムライス」って分かってたんだ・・・。
今なら「本当!おいしいね。」って言えるのにね・・・。
ごめんな、、カーチャン。
母の思い出の食べ物・・・・
チョコボも今度探してみよう。
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