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藤村操
旧一校(東京大学)にて哲学を学ぶ。
明治36年、18歳の折、人生の「不可解」さを嘆き日光の華厳の滝から身を投げる。
その折、ミズナラの大樹に辞世の句を残した。
その後、彼に感化され投身を試みるもの180名余り(遂投40名)警察官に保護される。
事件の重さを感じた警察は、この木を伐採したと言う。
かの夏目漱石の生徒であり、英語の授業の予習をして来なかった彼を叱ったと言う。 それが原因ではないのか・・・と言う思いが、漱石のその後の文壇生活に大いに影響したと聞く。
悠々なる哉天襄、遼々なる哉古今、五尺の小躯を以て比大をはからむとす。
ホレーショの哲学ついに何等のオーソリチーを値するものぞ、万有の真相は唯一言にしてつくす、曰く”不可解”。
我この恨を懐て煩悶終に死を決す。
既に厳頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、大いなる悲観は大いなる楽観に一致するを。
この句を残した。。
高校の時この句を目にしたチョコボは、何故だか一所懸命覚えた。
今でも空で口に出来る。
同じ年頃の天才の仕業に感嘆、感銘したのだろう。
”天才とは1%の才能と99%の努力で成り立っている”と言ったエジソン。
あれは嘘だと思う。。。。
天才と言われる頭脳を持った偉人。驚くべき身体能力を持つアスリート達。
世界陸上を見てそう思った。
”天才とは、溢れるほどの才能と、数%の努力で出来ている”と。。。
何でも努力!努力!は、悪しき軍国主義の名残ではないか?
我々一般人は、己を知り、それに向かって努力する。それが真の”切磋琢磨”であろう。
”鵜の真似をする烏”となるべからず。
節度を保つ事。節度を保つ事。
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