情

名古屋に本社がある、チョコボの取引先である食品会社の豊川支店を任されてる知人がいる。


酒を飲む度に、「又、事務員と現場の誰々がよ～～・・・」と嘆いている。


彼が仕切る支店には、２０代の女性事務員２名、３０代半ばの女性事務員１名、お局様と呼ばれる５０代後半の事務員さん１名の都合４名の女子事務員さんが居る。


要するに、、３０代半ばの事務員さんと男性社員が”決まって出来てしまう”、と嘆いているのだ。


「そんなに多いの？」と聞くと、「だってよぉ・・・・いくらアツアツで結婚したって、１０年も経てばそれなりの夫婦だろうし、会っているのは一日のうち、ほんの数時間だろ、、、晩飯だって一緒になんか食べないだろうし・・・。」


「そこへ行くと、会社で気の会った男が居ると、そいつと一週間のうち５日と半日ず～っと一緒に居る。。昼飯も毎日一緒だし、、、、そりゃぁ情も移るわな・・・。。」と言う。


中には、それぞれの家庭を捨て再婚するカップルもいると言う。


「駄目だ！付き合うな！！」とは言えないしなぁ・・・。と困惑している。


別れた方と話し合いをする時同席すると、「何だか俺の指導が悪かったように思われてるしな・・・。」とも言った。


チョコボは、「う～～～～ん・・・。」と言ったまま、適切な返事の言葉が見つからなかった。




以前書いたと思うが、こんな話を思い出した。


ある遠距離恋愛で、男は彼女に３６５日、３６５通のラブレターを書いて送った。
そして一年半後、彼女は結婚した。
それは、毎日ラブレターを書き続けた男と、ではなく、
毎日、ラブレターを届けてくれた郵便配達の男と・・・・。。




純愛は美しい。
しかし、内面は醜い。。