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フォークの神様「岡林信康」。
今の世代にはいまひとつピンと来ないだろうが、我々世代にとっては、正しく神様だった。
「友よ」、「山谷ブルース」、「チューリップのアップリケ」、「手紙」、「ガイコツの唄」、等々・・・。
差別社会、不平等な社会を歌で訴え、それに若者は反応した。
チョコボが高校3年だった時、まだそれ程売れていなかった岡林が蒲郡の小さな公民館へ来た。それこそ町内の公民館で、椅子席で50人も入れば一杯になるような場所だった。
初めて聞く岡林の歌・・・。「山谷ブルース」。「ガイコツの唄」、「くそくらえ節」
発禁になった歌。長いが、是非聞いて欲しい。
http://www.youtube.com/watch?v=Hb-3AbTtlfc&feature=related
40年経った今でも同じ事を叫んでいる。
やはり歴史は繰り返されるんだ・・・。。
青春真っ只中の私は衝撃を受けた。
そして翌年、岡林は「チューーリップのアップリケ」、「手紙」でメジャーな歌い手となった。
http://www.youtube.com/watch?v=Pw4uN52SytE
http://www.youtube.com/watch?v=ovxkY0HJLuk&feature=related
それは、部落に産まれたひとりの女性の、差別に対する痛烈な叫びだった。
(そしてこのモデルとなった女性は、この手紙を残し、自ら命を絶った)
悲しかった、切なかった、辛かった・・・・。
そしてみんな学生運動へ突入して行った。
マルクスレーニン主義の栄華を信じ・・・・。
そして今、、差別の異議を唱えながらこの歳まで来た。
そして思う、もし我が息子が、「好きな人が出来ました、この女性です。」と言って、その立場にある女性を連れて来た時、「お前が好きになった女性だ、好きにしなさい。」と言えるのだろうかと・・・。。
あ~・・・・。。何たる矛盾。。。
己の抱く矛盾と、この社会を少しばかり恨んだ。。
岡林が懐かしい。。
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