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写楽の描いた肉筆画。
写楽が活躍した期間は、たったの10ヶ月あまり・・・。
そして百数十枚もの版画を手掛けた。
まぁ、手掛けたと言っても、彫り、刷りはその道の熟練した職人が作業したものである。
しかし、我々の知っている第一期の大絵首の素晴しさは、今改めて言う事はない。
数年前、ギリシャのある島からこの写楽の肉筆画が発見された。
持ち主は、ギリシャの外交官だった人物。
駐日はしていなかったそうだが、東洋美術に興味があり、かなりの目利きだったらしい。
この絵は、写楽が一線から身を引いた後に描かれたものだと言う。
テレビでは、現役当時から写楽のファンで、引退後もその所在を知っている人物が、写楽に頼み込んで描いてもらったものだと紹介していた。
今で言う、サイン色紙に書いて貰うみたいなものだろう。
面白かったのが、この絵を見た写楽の研究者が、「やっぱり、写楽は素人でしたか・・・。私は素人説(阿波の能役者斉藤十郎兵衛説)ですが、この描かれている指先を見ると、決して若い頃から弟子入りして絵描きになったのではないな・・。と言う事が証明されます。 他の部分と比べて、写楽の描く指先は、ほとんど素人に近い描き方なんです。」と言っていた。
この写真ではハッキリと分からないが、益々写楽に興味が湧いて来た。
早速ネットで写楽本を漁ってみよう・・・。。
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