政治家の条件

先日のテレビ「サンデー・プロジェクト」に与党（民主党は、管副総理）、野党の各党首が集まって喧々諤々の討論会があった。


郵政改革において、司会者が亀井大臣に「閣僚の皆さんには・・云々・・。」の話が出た時、亀井大臣は「そりゃぁ当たり前でしょう！皆に電話で了解を・・・」と言った時、管副総理が「いや！私は聞いておりません！」と一言・・・。。



あわてた亀井大臣「電話したよ！何言ってんだよ！そりゃあんたの耳が悪いんだ・・・。」　それでも、「もらっていません・・・。。」と言う管に、
「じゃぁ、これからあんたとの電話は録音しておかなきゃ・・・」と口論になった。


居合わせた野党の党首達・・・・、、、、みんな唖然とした顔をしていましたさ・・・。
（小学生の喧嘩か！・・・。あ～～恥ずかしい。。）


気まずい空気が流れた時、あのみずほちゃんが、「大丈夫です！離婚間近の夫婦は、こんな会話はないし、話し合いはほとんどありませんから！」と訳の分からぬ突込みを入れて、きっと全国の視聴者の嘲笑を買ったことだろう・・・・。。



最近いつも思う事。　　政治家の条件って何だろうかと・・・。


我々が願うのは、私欲を忘れ、民の為に働く事。
しかし、今はまず知力が優先となる。本来政治家における知力と言うのは、政策立案能力が優れている事を言うと思うのだが、立案能力どころか、世界状況の把握、、、ましてや国民の心をも把握出来ないでいる。


確かに、出身校を見れば東大、京大、早稲田の政経、又松下塾の卒業。と俗に言うエリートばかりだ。
だから良い政治家になると言う事とは無関係なんだ。。との事を教えてくれる。


亀井のおっさん曰く、「郵政事業見直しは、先の衆議院選挙で民意を得た。だから私は与党の大臣席に居る」


えっ！？・・・。自民党にNOとは言ったが、郵政事業が論点などになっていないし、あんたん所、議席を減らしてるし、あんたに世の中を変えてくれ！何て思っている人は広島の地元のあんたを選んだ一部の人達だけだろう・・・。
びしょ濡れで選挙活動を行なうVTRが流れた時、「この時の口惜しい思いをした事は生涯忘れません」と言っていた。



ほ～～～ら見てみろ！　小泉憎し！郵便事業就業者の票欲しさ。だけだろう。
あんたの政治家使命は・・・。


ふと考えてみた。　　我々の周りにも東大、一橋、京大、早稲田と優秀な成績で進学した人物がいる。
だから政治家に向いているんだ。と言う事とやはり全然結びついていない。。。


かえって我利我利亡者だったり、金に利権に汚い人物だったり、俗に「東大馬鹿」と呼ばれるような空気を読めない常識外の持ち主だったり・・・。。


最近の議員を見てると本当にそう思う・・・・。。



ある評論家がこんな事を言っていた。
「今の政治家で、本当に政治家らしいのは二割。後の八割は世間知らずの、世の中へ出て行ったら相手にされない仕事の出来ないやつらばかりだ。」と・・・。


この時は、思わず拍手したな・・・。


「３月までと言う事を法的に規制されている訳でもない。」だと・・・。。



ついでに「５月までに決着。とは言ったが、今年の、、とは言っていない」とか言わないだろうな・・・。。。