×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
江戸末期の天才絵師、「葛飾北斎」の3女お栄こと「葛飾応為」の肉筆絵。
先週のテレビの特番で放映されたから、見られた方も多くいらっしゃる事だろう。
以前、何かの本で、北斎が名古屋の西本願寺の境内で120畳の紙を敷き詰め、ダルマの絵を書いた時に、その娘「お栄」が一緒に居た。と言う事を読んだ事があった。
北斎の門人と離縁し、その後北斎の下で絵師として活躍した事は知っていた。
但し、所詮老人となった北斎の世話役だろうと思っていた。。
そして紹介された上の絵、そして下のブログの絵・・・。。
驚嘆に値する。
西洋画を取り入れた遠近法、着物、灯りの緻密な描写。
鎖国時代にどうやってこの手法を取り入れたのだろう・・・。。
この時代にこの手法で絵を描いた絵師は皆無だと言う。
ゴッホ、ゴーギャンが北斎の絵を手に入れ、それを模写していた時に、日本の北斎、応為親子も西洋の手法を取り入れていた。
版画で表現される一般的な浮世絵と違った、何とも優美な世界が描かれている。
上の絵は東京の大田美術館にあると言う。
名古屋のメナード美術館にももう一つの美人画が展示してあると言う。
あ~~~・・・見に行きたい。。
PR
COMMENT