秋の褒章

春と秋の２回、色々な分野で活躍された方に天皇陛下から褒章が送られる。


昨日親爺から電話があり、内示ではあるが勲章を下さるとの事だった。
何の褒章なのかは聞き忘れたが、国鉄職員を長年務めた事へのご褒美だから決まっているのだろう。


実を言うと、今から５～６年前、この褒章の話があった。
まだ母親も生存していたから、それはそれは喜んでいた。


ところが、推薦してくれた同じ道を通って来た国鉄の先輩から電話があり、「あんた何の事故をしたのかね・・・。人身事故で引かかったよ・・・。」との事。


実は前年、自宅の車庫から出る時に一人のお年寄りと接触したのだそうだ。
ハンドルと接触したので、事故処理を済ませ終わったと思っていたら、そのおばさん、、、入院してしまったそうである。。
そのおばさん、いわゆる空き缶集めをしている女性で近所でもクレーマーとして有名なのだそうである。


運が悪いと言えば運が悪いのだが、それはこっちの勝手な言い分。。


結局、病院側も困ってしまい、もう直っているはずだから出て行ってくれと言っても、あそこが痛い。ここが痛いと言って出て行かない。。
仕方が無いので保険会社側から”これ以上愚図ると良い事ありませんよ”との事を言ってもらい病院を出てもらった経緯があった。
その事故が、人身事故として経歴に残ってしまったのだ。


そんな事があったので、この褒章の事は諦めていたはずだった。
しかし今年の春、ひょっとしたら・・・・。と言う通達があったと聞いた。


そして秋、、１０月になっても親爺から何も言って来ないので本心は”ああやっぱり駄目だったのかな・・・。”と思っていた矢先だった。


１１月６日に宮内庁へ出掛け、その後天皇陛下から褒章を賜るそうだ。


良かったね。。。
お袋が聞いたら、すごく喜んだだろうに・・・。
早速今日報告に行って来るよ。