秋季大祭

１０月３、４日は岩田町の秋季大祭。


我々東岩田町は、稚児を乗せたお車を出し、町内を練り歩く。
他町は、神輿やらそれぞれの出し物で工夫を凝らし、子供達が楽しく参加出来るようにしている。


我々の町内会で、爆竹と言われる花火を購入し、子供達に与えている。
しかし、毎年「うるさい！」と言って怒鳴り込んでくるおばさんがいる。
練り歩く時に、自分の家の前で花火をするな。と言うのだ。


お祭の事前打ち合わせでこの話になった。


ある長老が、「クレームが出た以上止めたほうが良い。予算的にも苦しいし、子供なんか、あればあるだけ使ってしまう。花火の購入を半分にするべきだ。しかもいけないと言うことに逆らってもねぇ・・・。」との意見があった。


思わずチョコボ「ちょっと待って下さい。。例年”子供の将来の為”とか”子供に対する影響力が・・・。”なんて言ってるくせに、難題と称して勝手に半分ですか・・・？賢人面して、結局皺寄せは子供達ですか・・・？一人の花火に対するクレームに降参ですか？」と聞いた。


すると、それは２次的な問題で、本当は花火に当てる３万円ほどの予算もきついと言い出した。。


毎年ご苦労さん会と称して、町内の役員が期の終わりに飲み会をやる。
一人６千円程の負担なのだが、千円持って来て下さい。後は飲み放題です。と言う風なのである。


私はこれに噛み付いた。祭に子供の花火代一万五千円がもったいないと言うなら、その会費を２千円にしろ。と・・・・。。
２０数名の役員に千円負担してもらえれば、子供の花火を削らなくても事が足りるではないか。
と・・・。


するとどうだ・・・・。
「そんな事をすると、そのご苦労さん会に参加しない役員が出て来る。それはいかがなものかと・・・。」と来た。。


結局半分でなく、一割カットとなった。これでもチョコボは納得していない・・。。
自分達の飲むビールはカットしないくせに（しかも、終わってビールが余ると、それをいそいそと持って帰る。。）子供達には、ここで花火をするな！そこもいけない！とやっている。
結局、本祭の昼には花火はなくなり、チョコボが自腹で子供達に花火を買いに行かせた。


面白い話があった。うるさいおばさんの近くの公園で花火をあげていた子供達にある役員が「お前らここではやってはいけない！他でやれ！」（公園でやってはいけない理由が分からない、、、、うるさいおばさんに聞こえるからという理由なのだろうが・・・）「これから言う事を聞かないと花火なんかやらんからな！返せ！」と怒鳴った。


するとその子供「え～～っ・・・だってこの花火、自分で買ってきたやつなんだけど・・・」と返した。



このチョコボ、思わずその子供に座布団を持って行ってあげたくなった。



そうだ！そうだ！　　ふんぞり返ったジジイ達になんかに負けるな！東岩田の子供達。