中日VSヤクルト戦

昨日の中日Xヤクルト戦。


息子の友人が、都合で行けなくなりチケットが一枚余ってしまった。
結局一緒に観戦する事になった。


ここ１０年程は、ひいきの球団もないし、テレビの野球観戦もまずしない。


実を言うと、このチョコボ、小学校３年生から２５歳頃までは熱狂的な国鉄、ヤクルトファンであった。
親父が国鉄マンだったせいなのか、子供の頃決まって見に行ったのが、中日球場の国鉄ｘ中日戦の３塁側のスタンドだった。


金田の剛速球に見惚れ、徳武の華麗な守備に酔っていた。
しかし、残念ながら国鉄は毎年いつも最下位争いをしていた。。


大学３年の夏、中日球場へヤクルトの（その頃には国鉄からヤクルト・スワローズに変わっていた）応援に行った私は、３塁側に陣取り応援をしていた。
そして、中盤に入りヤクルトが、当時助っ人だったロバーツの適打で先取点を挙げた。
「ウォ～～！」と手を叩き飛び上がって周りを見ると、立っているのは、、、このチョコボ一人だけだったのである。
（３塁側のベンチの上あたりで、ヤクルトの私設応援団１０人程が旗を振って応援していた。思わず”その中に入れてくれ！”と心で叫んだ）
３塁側でこの有り様。。。


一日置いた翌々日、私は新幹線に飛び乗っていた。神宮球場を目指して。。
その日に行われたヤクルトｘ阪神の試合を、多くのヤクルトファンで埋め尽くされたスタンドで一緒になって応援する為に・・・。


翌日も後輩のアパートへ泊まり本拠地での一丸となった応援を楽しんだ。
監督が広岡に変わり、ヤクルトが日本一となったその夜、数少ないヤクルトファンと一緒に街の居酒屋で祝杯を上げた。


その数年後、監督が野村に変わり、頭脳野球＆緻密な野球がもてはやされる時代が来た。
その時から、２０年間続いたヤクルトへの情熱が一気に冷めてしまった。




中日ファンで埋め尽くされたスタンドで、一喜一憂する若者の中に混じりふと懐かしく感じたのは、チョコボの年のせいだったのだろうか。。