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御存知「東条英機」。
今度テレビでたけしが東条英機を演じると聞いて、益々興味が湧いた。
と言うのも、先日仲の良い友人と飲んでいたところ、この東條の話となったのである。
友人は、かの太平洋戦争の悪の権現は全て東條であり、将来ある若者を戦地に行かせたのも全て東條の責任である。との意見の持ち主である。
当の私も、同じ考えであった。(そう教えられて来たからである)
しかし、数年前に話題となった天皇側近のメモで天皇が「東條には悪い事をした」とのメモがあった事を知り、今一度調べてみた。
事実、戦争勃発時には、総理大臣は近衛内閣であり、東條ならこの戦争を(軍部の上官将校が開戦を望んでいた)止められるだろうと、天皇が東條を総理大臣に指名した。しかし、その東條も流れに逆らわれず、開戦に至った。
終戦時も総辞職をしていて、時の総理大臣は、鈴木内閣であった。
もし、近衛文麿が自殺せず、東京裁判において死刑になったなら、東條は今ほどまで悪者として後世に名を残さなかっただろう。
東條は、近衛が自殺すると同時に自らも娘婿の(自決する)愛用していたピストルで自殺を図っている。 が、警護していたMPにすぐに病院へ搬送され一命を取り留めている。
連合軍も必至である。 戦争責任を明確にし、自らの手によって刑を定め、死を持って敗戦国の将を諌めようとしているのに、裁判の前に自殺されたのでは、今後の日本の舵取りに影響が出よう。
(余談だが、こんな話を思い出した。一時話題になったあの矢鴨。日本国民が皆”可愛そう”と言い、矢を抜いて手当てをした。 傷も治り、野に帰った矢先鴨狩が解禁となり、人間に慣れていたその矢鴨は、逃げもせず真っ先に打たれて死んだ・・・。と言うブラックジョークを思い出したのだ。。)
事実、天皇は(当時の憲法では天皇は主権)戦争責任は無し。と言う事で一件落着であった。 もし、1500年続く天皇家を(しかも、当時の天皇は『神』だったのだ)東京裁判で死刑にしたら、日本国民は、今後絶対にアメリカの言う事は聞かないだろう・・・位の事は分かっていただろう。
全ては”敗戦”なのだ。勝者の理論。これに勝る正論は無い。。
参考までに
http://www.1gen.jp/GDOH/TOUJYOU.HTM
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1312394883
「南京大虐殺」、「田母神論文」にも続く思いは、又後日。
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