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先週の事。
ビールを飲みながらテレビを見ていた。
番組の途中で入るCMをじーっとして見ていられないタイプである。
チャンネンルを変えたその先は”どうぶつ奇想天外”だった。
そこでは、「ふくろう」の子が旅立つ姿を紹介していた。
雛が巣で親の与えてくれる”子ネズミ”を待っている。
その雛は、餌である”子ネズミ”を一日20匹も食べると言う。
そして、いよいよ巣立ちの時、最後の一匹の”子ネズミ”を与えてもらい、その仔ふくろうは巣から旅立つのだ。
ふくろうの掟として、その時から仔ふくろうは自分で餌を捕らなければならないし、又二度と巣へは戻らないのだと言う。
そしていよいよ母ふくろうが見守る中、仔ふくろうは旅立つ。
「元気でね」。「これからは、きっと厳しい世界が待っているだろうけど、それにも負けず頑張りなよ」
きっとそんな思いで見送ったと思う。
しかし、その羽ばたこうと言う瞬間・・・・・。。なんと言うことだろう。。。
その仔ふくろうは、羽ばたく力がまだ弱く、そのまま下へ落下してしまった。
自然界の掟として、母ふくろうは、黙ってその仔を見ている事しか出来ない。
その仔ふくろうは、飛べない羽をパタパタしながら、天敵に襲われないように、走るようにして林の木陰に逃げ込んだ。
その後の映像は見ていない。
でも、それが自然界なのだろう。。
数日経った今でも、あの仔ふくろうが、羽をパタパタしながら走り去る姿と、それを見つめる母ふくろうの姿が頭から離れない。
これを見ていて、せめて自分に関わる人達、動物、生き物には力を貸してあげたい。
と切に思った。
これを世間は、自分勝手、我利我利亡者と取るのだろうか。。
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