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先週の日曜日、”やしきたかじんのそこまで言って委員会”で鴻池元大臣がアメリカと日本の関係についてこんな事を言っていた。
”わが国は、2060年の重い歴史がある。そこへ行くと(太平洋戦争当時は200年にも満たない)アメリカなんて国は、昨日出来たような国だ。
その国に戦中戦後を含め憲法も良いように作られ、7年間支配された。
そのたった7年間で、何故ここまで言いなりにならなければいけないのか”
との発言をしていた。
一見、なるほど・・・。と思いたくなるような意見だ。 でも、”うちは2千年を越える歴史がある。お前のところはたかが200年ではないか”と喧嘩を売ったら、きっと横から中国が「冗談を言うな!それなら我が国は4千年を超える歴史がある。それならば、我が国、エジプト、イタリア、ギリシャ等が上位国だ。」と言うだろう。 その時鴻池議員は、何と答えるのだろう。。
例えば、京都に祇園祭がある。9世紀の終りから伝わるというから、もう1300年の歴史がある。 高山祭は江戸時代初期、時の郡代が京都の祇園祭を模倣して起こしたと言われるから、そこには800年近い差がある。
きっと高山祭を始めた当時は、”何だ!祇園祭の真似事かよ・・。”と言う意見もあっただろう。
それから400年。 現在では、どちらも”日本三大曳き山”の一つと呼ばれ、その互いを認め合っている。 誰もその歴史の古さを問う者はいない。
子供の頃から「目上の人には敬意を払え。」とか「年長者の意見は聞くものだ」と教えられて来た。 特に体育系の部活に入ったものなら、それは絶対であった。
今でもそれは大事である。 しかし、それは全てではない。と言う事も教えて行かねばならぬと思う。
ただただ歳を重ね、ふんぞり返って長老面している白痴な大人達。。
正しくこれらは淘汰されて行かなければならぬと思っている。
まぁ、自分がその中に入らないことを願ってはいるが・・・。。
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