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タレント知事として話題を振り撒いている二人。
先日大阪府内の若手を集めた朝礼で橋下知事に噛み付いた若い女性が、今も尚2チャンネルでターゲットとなって叩かれている。
あの「あなた」発言をテレビで見た時、正直言って気持ちが悪かった。
「何も知らないくせに・・・」との発言も、”こりゃぁ・・・・叩かれるな・・・。。。”と思った次第である。
古くは、田中長野県知事。 就任の挨拶時に部署廻りをした祭、ある部長に「あなたは、言うならば社長です。社長がいちいち部下に名刺を差し出しますか?ですからこの名刺は、こうさせて頂きます」と言うなりそれを二つ折りにした。。
例えば、この行為を他社から来た日産自動車のゴーン氏が新社長に就任した時に部長がしたらどうなったであろうか・・?と言うより、絶対にしないであろう。
田中知事に世間の同情票が集まった。 私は、田中康夫を作家の時からあまり好きではなかった。言ってる事が理屈っぽいし、話し方が気持ち悪かった。
でも、あの事件以来応援するようになった。(今は元に戻ってしまったが・・・。。)
そして、東国原知事・・・・当選した時、自民党の議長が「まぁ、我々は30年政治の世界にいる。何たって彼は素人・・・色々教えてあげますよ」とテレビの前で発言した。それを見ていたコメンテーターが「何をこの人言ってるんでしょうか・・・。。キャリアだ何とか言っても、この人は、県民の1万5千人の票を集めただけ。。何をふんぞり返っているのででしょうかね? 東国原知事は、20万人以上の宮崎県人から信任を受けているんですよ。そして、この人は選挙に落ちたら、その辺を歩いている”ただのオッサン”だと言う事を分かっていないんじゃないでしょうかね」と言っていた。
私は心の中で拍手をした。そしてその後の県会議員選挙でその議長は落選した。
ただのオッサンである。。。
私はこの二人に明治維新の「坂本竜馬」「高杉晋作」を見る思いがする。
坂本竜馬は脱藩士である。高杉晋作は劣等性のヤンチャ坊主である。
同期の優等生らは藩に忠誠を誓い、プライドだけを残して滅びて行った。。
そんな二人が国を動かした。
古く、どっぷりと浸かった体制体質を改革打破し、県民が本当に住み易いのは・・・と言う明確なピジョンがある。 利権体質とはかけ離れた純粋な改革を目指している気がする。 心から応援している。
話を元に戻すが、あの「サービス残業発言」の彼女、「我々だって一所懸命にやってるんです。何も知らないあなたに・・・」と言って噛み付いた。
私の若い時、車のセールスマンをやっている友人が居た。彼は会社を顧客に持ち、社用車、従業員の車を多く獲得していた。昼間はパチンコしたり、遊びにふけることも多かったのだが、キッチリと月間50台以上の高級車を販売していた。片や真面目で営業活動に励む男が居た。朝から晩遅くまで働くのだが事務所にいることが多かった。
兎に角真面目なのだ。しかし、販売台数は10台にも届かない。
さて会社としたら、どっちの男の評価が高いだろうか。
「一所懸命やってるんです」と自分で言っただけでは世間の人は認めないだろう。
しかも、その累積赤字が5兆円ともなれば”何をか言わんや”である。。
我々町内の役員も、町内会で皆さんから預かっている町内費で無駄な物を買ったり、遊行費に使ったりしてしかも赤字になっていたとすればどうであろうか・・・。。
「一所懸命やっています・・・。」
とんでもない話である。町内、市、県、国。数が増えるだけで理屈は一緒である。
ただ違うのは、多くなるとそこに利権が発生すると言う事実なのだ。
「一所懸命」と言う言葉は自分自身の為に使う誉め言葉ではない。
そうでなければ、自己弁護の時に使う言葉になってしまう。。
他人がどう見るか。と言う時に使う言葉だと思う。
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