×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんな絵本が面白いのだそうな・・・
あらすじは、そうべいと言う軽業師が綱渡りをしている時に、足を滑らせ下へ落ちてしまう。
落ちた所に火の車がやって来て、そうべいを乗せた。そこは地獄の入り口だった。
その車には、歯医者、ヤブ医者、山伏が乗っており、閻魔大王の指示で天国へ送られるか地獄へ落ちるか、の行先を告げられる。
結局4人とも地獄へ行かされるのだが、最初に指示されたのが鬼に食べられてしまう事。
鬼の口の中に入ると、歯医者が虫歯を見つけその歯を全部抜いてしまう。
噛まれずにそのまま呑みこまれた4人は胃の中へ・・・
胃の中には色々な物がぶら下がっている。
ヤブ医者がそれを引っ張ると、鬼はたまらずくしゃみをした。
結局4人とも外へ放り出されてしまう。
見かねた閻魔様が、今度は糞尿地獄へ落とす。
が、地獄でも水洗が機能しており、糞尿と水とが分離していて糞尿地獄の意味を足さない。
今度は熱湯地獄・・・
が、山伏が祈祷し、熱湯を丁度良い湯加減にしてしまう。
では今度は針地獄だ!と閻魔様・・・
しかしここでも軽業師のそうべいが、その針山をアスレチック風にしてしまい、4人は楽しそうに遊んでいる。
呆れかえった閻魔様が、4人を現生へ送り返してしまうと言う物語。
元々上方落語の「地獄八景亡者戯」から作られた童話なのだとか。
怖くて嫌な話かと思ったら、愉快で楽しい。
嫌な事もこうして乗り切れたらいいのに・・・
孫が4,5歳になったら読み聞かせてやろう。
これを見ていて、たけしが漫談でやっていたネタを思い出した。
ある時にこんな夢を見た。オイラが地獄に落ちて、閻魔様がやって来て、今からお前は罰を受けなければならないと言う。
それは、3つの部屋があり、その中から一つを選んで入れ、と言うものだった。
一つ目の扉を開けると、そこは火の海・・・
男達が熱さにもがいている。これは嫌だな・・・と思い次の扉を開けた。そこは針の山。
歩いている男達の足に針が刺さっている。。これも嫌だ・・・。
最後の扉を開けると、そこは糞尿地獄。
男達が首まで糞尿に浸かり、タバコを吸っている。
これも嫌だな・・・と思ったが、首だけ出してタバコが吸える。 まぁ選ぶならこれかな・・・と思い、裸になってその糞尿地獄に入った。
で、タバコを吸おうと思ってタバコを咥えたら、門番がやって来て、「はい・・・休憩終り!全員潜って!!」って言うオチ・・・。
きっとこの落語からヒントにして作ったネタなのだろう。
又色々な童話もゆっくり読んでみようかな。
PR
COMMENT