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足助の街に「マンリン書店」と言う店がある。
街道に面して本屋があり、その裏には蔵を改装した喫茶ルームとギャラリーが広がり、色々な作家さんの作品が並んでいる。
足助に行くのは、この店が目当てと言っても過言ではない。
その店(本屋さん)で見つけたこの一冊。
明治に入り、数百あった藩の城のほとんどが取り壊されてしまった。
反政府分子の拠点になり籠城されては困るし、維持費も莫大な出費になると言う事が廃城の理由らしいが、まぁ、、時代の流れと言うか、仕方がない事なのかも知れない。
ページをめくると、一面に明治初期の熊本城が出て来る。
遠目に見れば、馴染みの熊本城なのだが、アップで見ると(城の写真をクリックして拡大)瓦は崩れ落ちそうになっていたり、雨戸の扉が外れて飛んでいたり、もうボロボロの状態である。
他の城も壁の漆喰が崩れ落ちていたり・・・・
全国にあった数百の城も、明治の初期にはきっとこんな状態だったのだろう。
立派な城も、人の手(管理)が入らなければ、4~5年でボロ城になってしまうのだ。
後世に残すと言う事は、大変な事だとつくづく思わされた、一冊の本。。
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