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まだ若かった頃、親爺に呼ばれて説教を受けた事を思い出す。
「お前なぁ・・・きっと自分の話を”うるさいな”と思って聞いているのだろうけど、『親の意見とナスビの花は、千に一つの無駄もない』と言う言葉がある。親は、すべてお前の事を思って小言を言っているのだ。それを受け入れて生きて行きなさい。」と・・・。
その時に、やはり親爺の言う通り、”うるさいな・・・親の意見だって、すべてが正しい訳じゃぁない・・・無駄な意見だって一杯あるし・・・親のエゴだってあるじぁないか・・・”と思っていた。
そして自分が子供を持つ年齢になって、気が付けば息子に小言を言っている。
全ては息子の為を思って口を出してしまうのだが、「親の意見と・・・」は出て来ない。。
きっと同じような誤解をされるだろうし、何だか説得力がないような気がして口には出さないでいた。
「親の意見とナスビの花は、千に一つの無駄もない」
そっか・・・「無駄」と言う言葉が何か引っ掛かりがあったんだ・・・。
「無駄」を「仇」に変えてみた。
『親の意見とナスビの花は、千に一つの仇もない』
そう・・・それが結果的に間違っていると思う意見だとしても、親と言うものは、いつも子供の幸せを願っているんだよ。
息子もきっと20年後に、、この言葉を痛いほど分かる時が来るに違いない・・・。
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