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昔話に「鶴の恩返し」がある。
罠にかかった鶴を助けたおじいさんの元へ若い娘がやって来て、いずれ家族の一員となり、奇麗で高価な織物を織っていた。 絶対に部屋を覗かないで、と言われていたが、ある日どうしても我慢が出来ず覗いてしまった。
そこで機を織っていたのは、人間の若い娘ではなく、以前おじいさんが助けた鶴だった。
姿を見られた鶴は、もうここには居られないと悟り、飛び立って行った。
と言う物語。
これを原作として、木下順二が書いた戯曲「織姫」がある。
こちらは、助けたのはおじいさんではなく、「与ひょう」と言う男。
夫婦として生活して行くのだが、物語のくだりは原作と同じ。
人の優しさ、恩に対する義理・・・要するに、良い事をすれば、良い事が帰って来るよ。
と言う教訓だと思う。
先日、夜中のバラエティ番組で、芸人のバカリズムがこの話を振っていた。
「鶴の恩返し、って話、、あれ、どうしても意味が分らないし腹が立つのですよね。人間の姿に変えて恩返しをしに来たとすると、バレた時のリスクが大きすぎるし、なおかつあれを日常生活として置き換えてみると、嫁さんの部屋を覗いたら、嫁さんが怒って実家へ帰っちゃった・・・って話じゃないですか・・・何を伝えたいのか分らないのですよ」と言っていた。
なるほど、部屋を覗いたら、嫁さんが怒って実家へ帰ってしまった。か・・・
そう言えば我が家も、もしチョコボがお局の部屋を覗いたら、怒って家を追い出されちゃうかも知れないなぁ・・・。。
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