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今読みだした本、「西郷の貌」。
以前から、本当の西郷隆盛の顔はどんな顔をしていたのだろう・・・と思っていた。
生前に一枚の写真も残されていないのも不思議だった。
今ある肖像画は、従妹の大岩巌の輪郭と実弟の西郷従道の目鼻立ちをイギリスの画家キヨソネが描いた顔が西郷隆盛の肖像画となっている。
そして、上野にある西郷像の除幕式に呼ばれた西郷隆盛の妻「糸子」は、その銅像を見るなり「あの人はこげな人ではなか」と言ったというエピソードが残されている。
そして鹿児島県は、本物の西郷に近いモデルを探し出し、昭和12年に鹿児島の城山公園に銅像を建立した。
西郷に近い親族が、「これは似ている」と言ったそうだが、我々が見ても「へぇ・・・・・。」の世界だけど、そんなに違いがあるのかな・・・
上野の西郷像にしても、生前の西郷を知る明治政府の面々が何も言わずにこの像を認知したのに違和感がある。
明治維新前の西郷を知る大久保利通、伊藤博文、木戸孝允、ましてやモデルになった従妹の大山や弟が、何故「少し違うような・・・」と言わなかったのだろうか・・・
写真が無くても、生前の西郷を知る肖像画が一枚くらいあってもよさそうなのに。。
この本を読み終える頃には、多少の謎解きが分ればいいのだけどね・・・。
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