×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
京都へ着いたのは丁度昼の12時。とりあえず昼食はあとにして、京都市美術館へ向かう事にした。
タクシー乗り場に行く途中、駅の真ん前にバスターミナルがある。
「たまにはバスに乗って行く?それも旅の楽しみだよ」とお局が言う。
で、平安神宮行きのバスに乗る事にした。
待つ事10分。
列の先頭から10組ほどだったので、難なく椅子に座れた。
ところが、その椅子はベンチシートの二人掛けで「優先席」と書いてあった・・・。
(まぁ、いいか!あとの乗客は現役バリバリのようだし、我々は定年を過ぎた夫婦だし・・・と思っていた)
しかし、出発間近に杖をついたお年寄り二人が乗って来た。(女性です。まさしく「老婆」と言う感じ)
当たり前に席を立ってそのお年寄りに席を譲った。
ベンチシートは2組あって、隣の優先席には、東南アジアから観光に来たであろう30代位のカップルが座っていた。
そのシートの上には英語で説明書きがあったが、まぁ風習の違いと言うか、席を譲ると言う習慣がないのだろうな・・・なんて思っていたし、まさかそれを説明するほどの英語力もないし、もし話す事が出来る人が居ても、それを諭さず、黙っているのが日本人なのだろうな・・・なんて事も思っていた。
席を譲り、ベンチシートの前に立ち、吊り輪を持った瞬間にその外人の男性と目が合った。
その彼・・・・スッと椅子から立ち上がり、チョコボに向かって「どうぞ」と手招きをした。
チョコボ、、、「いえいえ!!・・・」と手で否定をしたが、隣でお局が大声で笑っていた。。
彼らは「清水寺」で降りて行ったが、お局・・・「おとーさんが余程年寄りに見えたのかね・・・」と笑いをこらえている。
”馬鹿言うんじゃないよ!!・・・こっちがビックリするわ。。・・・”とブツブツ言っているうちにバスが平安神宮に着いた。。
だけど、、本当にそんな年寄りに見えたのかな・・・
平安神宮のバス亭から美術館までの100mを歩くあいだ、そればかり気になっていた。
あ~~~あ・・・
出だし最悪の京都であった。
PR
COMMENT