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最近、wowowで録画しておいた映画を見る事がある。


約2時間、じーっと熱中して見たいタイプなので、また今度、、また今度・・・と、撮り溜めになってる事が多かった。


昨日も、以前見た「007カジノロワイヤル」を見てしまった・・・。
(これは、以前見てるし、CMがはさむし、吹き替えなので飛ばし飛ばしで見ましたが・・・)


一昨日は、「ブッチ・キャシディー 最後のガンマン」と言う映画。
本来ウエスタン映画は見ない方なのだが、予告編で見たら、なんと、、あの「明日に向かって撃て」の続編・・・・と言うより、あの二人が生き延びていたら・・・と言う映画であった。


高校生時代に観た大好きな、思い出のある映画だったし、期待しながら見てみた。
元々壮絶な銃撃戦で最期を迎えて終わった映画だったからハッピーエンドは期待してなかったが、年老いたブッチ(ポール・ニューマンが演じていました)が、最後はやはり雪深い山に警察に追われ・・・がエンドだった。


やっぱり若いまま(前作の死に方)死なせた方が良かったかな・・・なんて思ってた。。


で、思い起こしたのが「別れぬ理由」。(渡辺淳一原作)
1987年の映画とあるから今から25年前の映画・・・。


三田佳子の妖気だった色気を覚えている。
(それ以来三田佳子ファンだったし・・・。)


外科医の津川雅彦と夫婦役で、お互いに浮気をしている。
三田は雑誌社に勤めていて、そこの若いカメラマンと、旦那は、設計事務所に勤める若い女性をマンションに住まわせている。


一度、嫌がる妻を抱いた時に、極まって「肩を噛んで!」と言った事に驚く津川・・・。


ある日、泊まりがけの取材に出掛けて、彼に家まで送ってもらった所を見た津川、、妻をののしる。「お前!、あの男に抱かれてるだろ!!」と・・・。
必死にとぼけ、否定する妻。


妻に近づき、ブラウスを引きちぎり肩をあらわにすると、そこには、クッキリと歯の跡が・・・


その夜飲みに出掛け、手土産の寿司を持参して彼女のマンションへ行くと、そこには設計会社の同僚であり上司の彼と楽しく食事をする彼女の姿があった。


思わずドアを開け、そのドアを閉めようとする彼女にののしる。
ドアを閉めさせまいと片方の靴をドアに挟み入れ、毒舌を吐いた。
「この女はなぁ、、俺の体の下で・・・」


彼女が泣きながら言った言葉、、「お願い・・・もうやめて・・・お願いだから、あなたを好きなまま別れさせて・・・。これ以上あなたを嫌いにさせないで・・・」


その言葉にすべてを悟った津川。
トボトボ帰る姿が印象的だった。


この映画を見たのは、チョコボがまだ35歳の頃。。
何だか大人の恋(?)が切なく思えたのを覚えている


映画の方は、結局何事もなかったかのように夫婦生活は始まったのだが、見終えた時に虚脱感を感じた。


当時は知らなかったのだが、原作が渡辺淳一では、この物語も当たり前なのかもしれない。


でも、「へぇ~~~」と思っている事が、日常茶飯事にあるのが本当の世界かも知れないね・・・。
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