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100円ショップで6ケ入りのマッチが売られていた。
特別欲しくはなかったが、それでも思わず買ってしまった。徳用マッチと一緒に・・・。。
昔は、スナック、クラブ、喫茶店に行けば必ずと言ってよい程そのお店のマッチがあった。
今は、100円ライターにその座を奪われてしまい、女性が接客してくれるクラブへ行っても、マッチで煙草に火をつけてくれるような事はない。
昔は、そのマッチにも若い頃の思い出がある。
クラブやらスナックで遊んだあと、店を出る時に気に入った女性の電話番号を聞き出す事があった。
今のように携帯電話がなかった頃だから、アパートとか、マンションの電話を聞き出し、親しくなって、数回のプライベートな会話の後デートに誘うのだ。
帰り際に、そっと手渡されたマッチの底箱を開けると、そこに電話番号が書かれている。。なんて事があった気がする。(あれは、夢だったのかな・・・汗。。)
そんな話を聞き付けた友人、、、たまに行くスナックで、お気に入りのアルバイトの女の子の電話番号をしつこく聞いた。
耳元で、”帰りに電話番号を書いたマッチを、そっと手渡ししてくれれば良いから・・・”とか言って。。
店から出る時に、その女の子が、電話番号が書いてあるマッチを渡してくれた。
その友人、もう有頂天。 ルンルン気分で家に帰り、その電話番号を書いて大事に財布の中にしまっておいた。
数日後、その女の子が休みだと言う事を知った友人、書いてくれた電話番号へ、高鳴る胸を抑えながら電話をした。
数回のコールの後、電話口から「はい、もしもし、、スナック〇〇です」との声・・・・。。
何の事はない、、、、マッチに書かれてあった電話番号は、マッチの表にも堂々と印刷されているその店の電話番号だったのだ。
その話を聞いた時、その女性のウイットに富んだ返しに感心したものだが、その友人、、、その後、店に行ったのか、その女性と再び店で会ったのかは、聞きそびれたままだったなぁ・・・。。
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