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橋元市長VS瀬戸内寂聴の、文楽の補助金を巡るバトルが勃発したらしい。



100%税金である補助金を受けるのなら、もっと大衆受けと言うか、現代にマッチした物作りを考えても良いのではないか・・・伝統と言う名にあぐらをかいていても民衆の支持は受けない。と言う橋本市長。


それに瀬戸内寂聴が噛み付いた。
一度文楽を観に行っただけで大衆的ではないと言うのは、いかにもセンスがないと言うしかない。
と・・・・。


すぐに橋元市長が反応した。
センスがあるとかないとかの話ではなく、好きか嫌いかの話で、補助金を受けるなら好きと言う人が多くなくてはならないのでは・・・
と言う経緯。



まぁ確かに、橋元氏が補助金をカットすると言ったら、文楽の人間国宝である会長が、「補助金をカットされたら、芸に身が入らなくなり芸が乱れる」と言ったらしい。
それを、たけしが、「身が入らないって・・・そんな程度の芸で人間国宝かい・・・」と言っていた。
(あのコメントには密かに笑ったけどね。)


確かに伝統のある芸術と言うだけで、我々小市民は襟を正して観なければ・・・と言う先入観はある。
そして、やはり、、、、お金を出してまで見に行こうとは思わない。(これもチョコボのセンスのなさかな・・・?)


勝手な解釈だが、我々の観念では、能(狂言)は、室町時代から続く大名・公家がたしなむ芸事であり、文楽は、当時(江戸時代)の上流社会のお金持ちが観劇し、一般大衆は、歌舞伎・落語を楽しんだ。と言う勝手な解釈がある。


確かに、遺産なら納得もするが、「江戸時代から続く伝統的な芸術なのだから保護して当たり前」と言う理論には?が付く。 確かにこれでは若者離れは致し方ないだろう。。


文化遺産として、手を入れ保護しなくては崩壊してしまう城や遺構と、文楽・落語・歌舞伎とは違うと思うし、歌舞伎にしても落語にしても、ニュー歌舞伎とか新作落語とかで民衆の心を引き留める努力をしている。


自力で存続出来ないなら、いずれ消滅するのか、文化遺産として永遠と国が保護して行くのかは、意見が分かれる事だろうが、我々は、この推移を見守るしかない・・・。。
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