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学生の頃からノンポリだった。
我々が大学へ通っていた頃、全学連とか民青とか言われる過激派グループが学生運動を行い、構内を牛耳っていた。
ある日、校門から入ると、そこにバリケードが築かれておりリーダーと目される男がスピーカー片手にアジっていた。
彼の前ではヘルメットをかぶり、タオルを口の辺りに巻いた男達がビラを配っている。
ポケットに手を突っ込みながら歩いていたチョコボは、手を出すのが面倒でそれを受け取らなかった。
しばらく歩くと、今度は5~6人の女学生が前記の男達と同じ格好をして、やはりビラを配っていた。
私の前を歩く女学生がそれを受け取ると、一瞥してポイと投げ捨てた。
すると、その5~6人のヘルメット姿の女学生達が、ビラを捨てた女学生を取り囲み、胸倉を掴んだり、押したりして恫喝し出したのだ。
その女学生は、今にも泣き出しそうであったが、誰もそれを止める奴などいない。
もちろん、このチョコボも、チラっと振り向いただけでその場を後にした。
今思い出すだけでも、気持ちが悪い出来事だった。。。
彼女達は、良い主婦であり、母であり、今頃、良いおばあちゃんになっているであろう普通の人生を送ったのだろうか・・・。
その人生を、そーっと覗いてみたい気がする。
10代の改革派、20代のノンポリ派、30代の事なかれ付和雷同派、40代の保守改革派、50代からの保守派。
そうして又、歴史は繰り返される。
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