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8月の28日まで開催される豊田美術館の「フェルメール展」に行って来た。
午前中に豊川まで行く用事があり、ついでに足を伸ばして東名高速で一走り。
10時半頃着いたのだが、駐車場は9割がた埋まっている。
小高い場所に建つ美術館まで雨に打たれながら歩く事10分。
当日券売り場には長蛇の列が出来ていた。
数百点は展示してあるだろうと思われる17世紀のオランダ絵画を見ながら(と言っても、どの絵の前も大勢の人達でゆっくりは見れなかったですが・・・。)
曲りくねった迷路のような展示場を進むと、そこに掛かっていたのは、この展示会の目玉、フェルメール作「地理学者」。がデンと飾られている。
元々フェルメールの作品は小さいのだが、想像以上の小ささにいささか驚いた。。
このモデルは、フェルメールと同じデルフト出身の科学者「レーウェンフック」と言う、のちにフェルメールの遺産管財人となる友人だそうだ。
そして同じ人物がモデルとなった「科学者」と言う絵が対になっているそうである。
フェルメールの名を初めて聞いたのは、チョコボの好きな番組「美の巨人たち」で4年前に取り上げられたのを見てからである。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/081025/
今では、フェルメールと言えば、人物画。と分かるのだが、当時、出身地のデルフトの小路を描いた絵など別に感激もしなかったし、それ程凄い画家などとは思いもしなかった。
その後、あのヒトラーがひっそりと隠し持っていた絵がフェルメールの絵だったりとか、盗難に合ったり、数十億の値が付いたりした事を知り、益々興味が湧いて来た。
http://homepage3.nifty.com/kenkitagawa1/Vermeer-all-paintings-thumb.html
(ちなみにヒトラーが隠し持っていた絵は、下から3段目の一番左、「絵画芸術」と言う絵です)
つい先日のテレビでも、ある絵画好きな伯爵が、ある美術商から手に入れた絵が、フェルメールの物だと思い真贋を確かめるのだが、全ての鑑定で偽物とと判定された。
ところが、オークションのサザビーの役員が一緒になって真贋を確かめた所、最後に本物と認定されて、オークションで33億円の値で売買された番組を放映していた。
「フェルメール」・・・。
その絵の説明を聞けば聞くほど面白い画家である。
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