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隣家の庭で実を付けたサクランボ。
あと数日経つと、見事に鳥達が食べてしまう。。
(我が家のジューンベリーの実もそうなのだが・・・。)
義母の誕生日は1月26日。
84歳の誕生日を迎えた頃、体調はすこぶる良いのだが、今年に入り、体重が5Kg減ったと言っていた。
2月に入り、常日頃通っていた病院から肝臓の数値が高いから市民病院で検査を受けるよう促された。
2月の末、趣味で踊っていた日本舞踊の発表会を終え、市民病院へ検査入院した。
3月の初め、下された病名は、「すい臓癌」。
余命6ヶ月。。
3月の末には、有馬温泉旅行を兼ね、神戸県立癌センターへ行き、粒子線治療を依頼に行った。
結果は、手遅れ・・・。
その足で、大阪にある「大阪癌センター」へ行き、血液培養の治療を依頼して来た。 快くOKを貰った。
わずかな望みを持っていた・・・・。。
その両方とも保険外治療の為、高額な治療費となる。
(我々ではしないだろうな・・・・。と言うか、出来ないだろう・・・と思いながら、副作用も心配しながら帰って来た)
帰った翌日、ブログにも書いたが、旧知の先生の所へ行って、その血液培養の点滴を依頼して来た。
その先生曰く、「余命半年と宣告されたら、残酷なようだが、間違いはないと思ったほうが良い。 残った人間が、何をしてあげたかに重きを置けば良い。」とポツリと言った。
市民病院の担当医、神戸の癌センターの医師、大阪クリニックの医師、そして旧知の先生、2ヶ月の間に4名の医師の先生が症状を見て下さった。
その先生方が、口を揃えたように、まったく同じ事をおっしゃった。
「今の医療には、3つの治療法がある。一つ目は手術、これは年齢的に無理です。2つ目は抗がん剤の投与、そして3つ目は放射線治療。 抗がん剤の投与は、副作用と言う弊害があります。そして、放射線治療は、高額な治療費と、他の臓器を傷付けるリスクがあります。」
そして最後に4人ともこう言った。
「もう一つの治療法は、、、80歳を越えられた。と言う事で、敢えて言いますが、体を痛める治療をせず、家族の方が皆で静かに見守り、人生の終焉を迎える。と言う事も、一つの治療法ではないでしょうか・・・。」
と・・・・。
私は、お局に常日頃こう言っている。
もし、チョコボが癌に罹(かか)ったら、何もせず、”これがこの人の人生の区切りだんだな”思って受け止めてくれ。 と・・・・。
我々同級生も、今年で定年を迎える。
チョコボも、そろそろ晩年に入ったか・・・・。
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