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六三(ロクサン)と読む。
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/63yoke.html
中学の頃だったろうか、、、反抗期を迎えたチョコボに手を焼いた母が、お祓いをしてもらおうと、神主さんのような格好をした霊媒師のような所へ連れて行かれたことがあった。
まともには聞いていなかったはずだが、五分位の説法があり、おもむろにペティナイフを持ち出し、二つ折りにした和紙に当てた。
その紙を引っ張れと言うのだ。
確かに引っ張っても切れない。。
そして、そのナイフに気を入れ、お祓いをし、再度紙に当てると、スッっと紙は切れた。
何の事はない、、、、水平に紙を当てて思い切り引っ張っても切れないし、少し角度を付けて切ればスッっと切れる。。
どや顔をして説法するお祓い師に、チョコボは思わず腹の中で吹き出していた。。
時は過ぎ、息子が4歳になった頃だっただろうか、夜中の3時頃になると決まって腹痛を訴え、泣き出した。
病院に行っても、中々そのグズリは消えなかったし、それどころか、見る見るうちに痩せて行った。。
ある日の事、又夜中の三時くらいに腹が痛いと泣き出した。
いつもと違い、かなりの痛がり様に夜間緊急医の元へ連れて行った。
心拍、熱を計り、血液を採り、その医師がこう言った、「これはですね、幼年期における育児の不満と言うか、要するに、わがまま病ですね。どこも悪くないですから、ほっておく、と言うか、薬を飲ましても駄目ですし・・・」との事。
「え~~~っ!・・・・でも、こんなに痛がってるし、時を測って泣き出すのも子どもには不自然ですし、、、実際食欲も落ち、痩せてしまって来てますから・・・」と言うと、「どこも異常がない!と言ってるのですから仕方が無いでしょう!!」と叱られた。。
何だか、言い表せないやるせない気持ちで帰路に付いた。
それから2~3日後、知り合いの紹介で、俗に言う”霊媒師”の所へ行った。
そのお婆さん、息子を見るなり、「あ~~~・・・これは、腹六三(はらろくさん)だね・・・。虫除けをしましょう」と言いながら、鍾馗様(しょうきさま)だか、何か書いてある紙を息子の腹に当て、「えい!」とか気合を入れている。(チョコボ、、、本当は、半分白けていた・・・。)
そしてその紙をせんじて飲め。と言ったか、お守りで持ってろ。と言ったか覚えていないが、その日を境に息子の痛い痛い病はピタリと止んだ。。
もう二度と夜中に、腹が痛いと泣き出す事はなかった。
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/musifuji.html
食欲も元に戻り、見る見るうちにふっくらした元の元気な子供になった。
元々、霊媒とか神とかをを信ずる方ではない。
しかし、あの事件だけは、未だに不思議でならない。。
そうだ!!・・・チョコボも一度、お祓いをしてもらって来ようかな・・・・。。。
(悪霊が憑いているかも知れない・・・。)
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