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昨日の事、仕事で通った豊川の土手で老夫婦が車を停め土筆を採っていた。
そう言えば、子供の頃、母と土筆を採りに行ったなぁ~、と昔を思い出していた。
ビニール袋一杯の土筆を抱え家に帰り、2~3日すると、土筆の佃煮が食卓に上がっていた・・・・。
思わず、「えっ!・・・」と絶句した。。
後にも先にも、土筆の煮物を食べたのは、この時だけだと思う。
父、母、姉は毎年食べていたのだろうか・・・?
秋になり稲穂が垂れる頃、学校から帰ると母から日本手拭いを縫い合わせ、竹を口にした袋を持たされた。
家の前に一面に広がる田んぼにいるイナゴを捕るのである。
稲穂に付いているイナゴをヒョイと摘まみ上げ、竹の口から押し込み、袋が一杯になるまで捕るのだ。
やはり2~3日経つと、、イナゴの佃煮が食卓に上がった。
今は食べられるが、その時口にしたかどうか、記憶にない。。
以前、お局にその話をした。
「え~~~っ!・・・バッタを食べてたの?」と絶句した。
(おいおい・・・同じくらいの年代だろ・・・。。人を田舎人みたいに言うな・・・。)
20年程前、我が家の愛犬クッキーが秋に妊娠した。
通例の散歩に出掛けたお局、クッキーが、稲に潜むイナゴを見つけパクリとやったらしい。
衝撃的な出来事だったそうである。
まさか・・・。と思い、イナゴを捕まえクッキーの口に持って行くと、パクリと食べたそうだ。
殿様バッタやらショウジョウバッタも居るが、見向きもせず、ひたすらイナゴだけを食べたそうである。
そして、出産後の散歩時には、見向きもしなかったそうだ。
「誰も教えていないのに、すごいねぇ~~。。タンパク源って事を知っているんだね・・・。」と感心しきりだった。
それ以来、「チョコボ家にはイナゴの佃煮が・・・」と言っても、白い目で見ることはなくなった。。
イナゴと殿様バッタ。 ナマコとウミウシ。。
誰がこの差を見つけたのだろうか・・・・。。
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