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昨日の月。
何気なく空を見ると、いつもにも増して輝いている満月があった。
雨上がりの風の強い日だったせいもあるのだろうか・・・。
あんなに光り輝いている月を見た事が無い。
先日観た「サヨナライツカ」を今一度観てみた。
愛する人(中山美穂)を失った男が、一緒にドライブした海岸を過去を思い出しながら車で暴走するシーンが最後にある。
画面に流れて来るのは、作家で妻である(石田ゆり子)のナレーション。
何故か、再び心に残った。。
いつも人は、サヨナラを用意して生きなければならない。
孤独は、もっとも裏切る事の無い友人の一人だと思うほうが良い。
愛に怯える前に傘を買っておく必要がある。
どんなに愛されても、幸福を信じてはならない。
どんなに愛しても、決して愛しすぎてはならない。
愛なんか季節のようなもの。
ただ巡って人生を彩り、飽きさせないだけのもの。
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のかけら。
サヨナライツカ。。
永遠の幸せなんてないように、永遠の不幸も無い。
いつかサヨナラがやって来て、
いつか、コンニチワがやって来る。
人間は死ぬ時、愛された事を思い出す人と、
愛した事を思い出す人に分かれる。
私はきっと、愛した事を思い出すだろう・・・。
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