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12月になると「数の子」が無性に食べたくなる。
母の好物だったのだろうか、師走を迎えると、形の崩れた大量の数の子があった。
塩出しをし、たっぶりの鰹節を掛け醤油を垂らし食べた。
鰹節をカンナで削る作業もチョコボの仕事だったような気がする。
いつもは母は、「こんな数の子は、私が子供の頃ニワトリのエサだったんだけどね。」と繰り返し言い、それでも美味しそうに食べていた。
歳を重ね、数の子の良し悪し(味の旨さ)も判るようになって来て、安いクズ数の子に手を出さないようにしている。
塩出しをしてから、そばつゆで味付けし食べたり、15cmほどの数の子をそのまま皿に盛り、パクっとやる事も至極の喜びとしている。
夏でも寿司屋で出て来る数の子の管理を市場で聞くと、冷凍保存だと言う。
今年の1月、数の子を真空パックにし、冷凍庫で保管しておいた。
しかし、その数の子の封は開けられないままだった。。
昔からその季節の応じた食べ物がある。
今は全てが進歩し、いつでも食べられるようになった。
やはり桜は、春の情緒を楽しむものである。
季節はずれの桜は、珍しいだけで、美しくはない・・・。
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